つくりおき

スタートアップで働くWebエンジニアのブログ

転職怖い

退職エントリとか読んでるとみんなわりとカジュアルに明るく転職してるなとか思ってたんだけど自分がいざやろうかなと考えてみたらとんでもなく怖くなっちゃった話。

入社してから

新卒でソフトウェア開発会社に入社して、4ヶ月の研修の後配属されたのでこの8月で丁度2年間実務経験を積んだことになる。業務はWebアプリケーションの開発を中心にプロジェクト3つほど担当してきた。新卒でソフトウェア開発プロジェクトに配属されて第一に身につけるべきだと思ってる「言語やフレームワークについてある程度ちゃんと理解して使う能力」は多分、個人的には、身に付いている、はず。こいつができればキャッチアップ時は気合が必要だが新しいプロジェクトに配属されてもなんとかなる。

退職の動機

きっかけは普通のつまらん動機だけど自分は高専卒なのだが、同い年で入ってきた大卒や高専専攻科卒のほうが基本給が高かったからで、それから考え始めて今の成果物型(なんか作ってかかった人月でお金を儲けるやつの名前がちゃんとわかってないのでそう呼んでる)での開発をずっと経験するよりは自社サービスを開発していてB to Cでビジネスやっている会社に行った方が5年後や10年後を想像して、学ぶことが多そうとか将来の選択肢が増えると思ったから。簡単に書くとそんな感じ。

 あれ、転職、怖いぞ?

 夏休みに今の会社に入るまで育ててくれたご両親と相談してOKがもらえたのでこれから本腰入れて転職活動スタートしようかってわけなのですが、転職怖いという壁にぶち当たってしまったわけです。

転職の何が怖いのか

1. 成り行きで進んだ人生から変える

中学の時、高専を選んだのは仲良かった友人が高専のこと教えてくれて寮とか楽しそーとかそんな感じだった。(正直適当だったと思う。)
今の会社を選んだのは正直一番強い理由が高専4年時にインターンに行って悪い会社じゃ無さそうだったという印象があって、他の会社を探す気力も無く、そのまま高専の推薦を使って入社できた。

この新卒入社までの人生でも選択はいくつかあった。だが転職は違う。今の自分からすると転職は人生というエスカレータから飛び降りるような感覚がある。引っ越しとかその比ではないくらいのエネルギーが必要になりそうだ。

2. 自分の武器の少なさ

実務経験2年しかない。就職してからアンテナが折れてしまって新しい技術に触れようとしていない。業務で触れる範囲の技術しか自発的に学習しようとしない。当然OSSに貢献しているわけない。英語できない。メンバーと相談して設計しながらコード書くことはできるけど自分一人でちゃんとしたものを作ったことがないので自信がない。。。
などなど、武器を探すつもりが悪いところしか見つからない。プロジェクト内では若手エースのつもりになっていた自分を恥ずかしく思う。
こんな状態で本当に転職活動できるのだろうか・・・

3. 転職しないという選択肢 

収入は23歳の若造にしてはわりといいほうだと思う。大企業のグループ会社の利点だ。彼女も居て既に同棲している。正直言ってめっちゃいい感じの人生だと思う。転職しなければあと数年しない内に家庭を持ってたりしているかもしれない。
転職すると、この先の人生がめっちゃいい感じのままでいられる可能性は大きく下がると思う。転職した結果、激務すぎて鬱になったり収入が低すぎたり彼女と別れたりするかもしれない。転職しないほうが安定したいわゆる幸せな生活が手に入るだろう。

まとめ

というわけでいざ自分が転職しようと思ったらすごい怖いと思った話でした。頭良さそうな人の終身雇用前提はクソとか過労死とかになる前に仕事やめろよみたいな意見に賛成してたけどいざやろうと思うと壁が多いもんだなと思う。
まあ最初に書いた通り5年後10年後の自分の幅と経験値のために転職するんだけど。
ブログ書く前は漠然と「うわ!なんか転職こわい!」と思ってたんですが書くと整理できてすっきりしました。

 

というわけで初エントリでした。今後もこのブログではプログラミングのことや備忘録やら雑記やらなんでも書きたいと思ってます。